■2006年07月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人にあやまるという行為は
まったく無害であるように見えますが、 あやまるときでさえ、慎重でなければならないのです。 あやまり方一つで、 問題を悪化させてしまうこともあるからです。(略) 相手に害を加えたことに対して謝罪したり 罪の償いをするのに、何らかの思惑があるのだとしたら、 そんなものは償いとはいえません。 自分の利害しか考えていないのですから。 不純な動機で償いをするのは、 何の値打ちもないのはもちろん、 ほんとうに愚かな行為です。
まゆの感想
最近のニュースを見ていると、
シンドラーエレベータといい、今回のパロマといい なんだかあやまり方が違うんじゃないかという気がする。 本当は、悪いなどとは思ってなくて、 あやまってはいないような感じさえ受ける。 少なくても、本気であやまっているようには見えない、 そう感じてしまう。 あやまり方一つでも、 その企業の姿勢や、人間性がみえるものだと思う。 しかし、 自分のことを振り返ってみれば… 自分の非を認めて、言い訳せずに、 すっきりと素直にあやまることは、 なかなかできない。 自分で情けないと思うが…できない。 どっかで言い訳を考えている。 自分を正当化している。 しかし…そう… あやまり方一つでも、 その企業の姿勢や、人間性がみえるのだ。 このことを忘れないようにしたいと思う。 |
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