■今日の「おすすめ本」■
2022年6月11日
- タイトル
- 気分のいい日を「ことば」がつくる
- 著者
- 小俣 雅子
- 出版社
- 東京書籍 (2008/5/27)
- おすすめ度
- ※おすすめ度について
生きていくための生きた言葉の使い方、聞き方、考え方などを
教えてくれる本。
著者は、話し方やことばの大切さをこう言っています。
「「ある朝、起きたら突然!話し上手になっていた」「一冊の本を
読み終えたら、別人かと疑うほど話し上手になっていた」という
ことは絶対に起こりません。
大切なのは、自分をまるごと磨くことです!
「話し方の一般的な技術」を教える本や講座は数多くありますが
それを学んだだけでは、あなたの本質を無視してコーティングを
ほどこした「小手先テクニック」!舌先三寸の人間になってしま
います。
《ことば》を話すということには、その人の内面が反映されます。
性格や生き方、どんな価値観のもとで暮らしているか、知性や
品性までもが、いやおうなく表現されます。また、表現するのが
《ことば》の役割です。
あなた自身を磨いていきましょう」
例えば、こんなことが書かれています。
◎「話し上手」とは、どんな人?
◎《ことば》を増やすと景色が変わる
◎「ありがとう」に足し算する《ことば》
◎ストレートに人をけなさない習慣
◎挨拶ひとつで潮の流れが変わる
◎会話に歴史を積み重ねましょう
◎お詫びの姿勢で男も女もあがる
◎3度目の「ありがとう!」
◎「ほめ言葉」というギフトを贈ろう
◎「人」と「行為」を分けて考える
◎「おしゃべり好き」から「聞き上手」へ
ことばを仕事にしている方の本なので、わかりやすく読みやすい
本です。またアナウンサーなので、有名な方々のすごい話なども
書かれていて、
「ああ、こんなことをして、努力されているんだ」
と知ることもできました。
言葉のパワーを有効に使いたいと思う方におすすめの本です。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
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トラブルの後始末に、ていねいに取り組むか否かが、 まわりの人たちとの関係性を左右します。 何の手当もせずに、亀のように首をすくめて、 トラブルの台風一 | 大人同士のトラブルは、すっきり解決することが むずかしいと、言われています。 なぜなら、自分でも悪いと思っていたとしても、 「言い負かされたくない」「とも | 2011-01-17 |
同じモノを見ても、同じコトを聞いても、 同じモノを食べても、同じコトに遭遇しても、 アナタと私は、決して同じ感想を持ちません。 決して同じ反応をしません。 | 身近にいる人にほど、自分の考えや意見を押しつけたくなる… その誘惑はとても強いものがある。 違う考え方、意見を認めたくなく、同じ考え、同じ意見、 同じ感想 | 2010-12-20 |
朝の挨拶を「する」か、「しないか」かが好感度の 一番始めの分かれ道になります。 「顔をあわせれば、「おはようございます!」 って声をかけてくれてね、 | 《挨拶ひとつで潮の流れが変わる》こともあると、 この本では言っていますが、そうだなぁと思います。 挨拶をするかしないかで、大きく印象が違うということは、 | 2010-11-30 |
「ありがとう」に足し算する《ことば》 何に感謝しているから「ありがとう!」と言うのかを 具体的に告げるのは、できそうで出来ないワザです。(略) 道を尋 | 何かをしてもらって「ありがとう」と言うのは当然だけど、 それにさらに、具体的なことを付け加えると、 格段にその「ありがとう」が心に響くということです。 | 2010-11-29 |