■今日の「おすすめ本」■
2025年3月28日
- タイトル
- 「怒り」を生かす 実践アンガーマネジメント
- 著者
- 安藤 俊介
- 出版社
- 朝日新聞出版 (2020/1/7)
- おすすめ度
※おすすめ度について

ささいなことにイライラするのに
肝心な時には上手に怒れない……。
怒りに負ける人、必読!
小さなイライラは消し、大きな怒りは原動力に変える。
パワハラや危険運転など、理不尽な他人の「怒り」から
自分を守り、怒るべき時には正しく怒る。
怒りの感情と上手に付き合う心理トレーニング
「アンガーマネジメント」が身に付けば、
仕事や人間関係が劇的に変わる!
目次
【第1章】
「怒りに負ける人」「怒りを生かす人」の違いとは
●怒りにふりまわされない人には、ぶれない芯がある
●「失ったものは元に戻らない」という孫子の教えに学ぶ
●「怒らない」ではなく「怒りと適切に付き合う」
という姿勢でいる
●ムダに怒ることは、才能をつぶすこと。怒りの
奴隷にはならない
●健全で、建設的なエネルギーとして活用している
●「抑える」以上に「上手に出す」という視点に立っている
●イライラを生みやすい「〜すべき」を手放すのがうまい
●腹の立つ相手でも、相手の育った環境や背景を推察できる
●怒りと上手に付き合えば、未来が広が
ることを知っている
【第2章】
日々、イライラする、ささいなことにムッとくる場合
●「とっさに怒る」の悲劇を防ぐためには、6秒待つ
●スマホや文庫本で、怒りの再生産の流れを断つ
●ムダな怒りは、ちょっと複雑な計算や翻訳でそらす
●イラッときたら、の中で実況中継し、
「現在」に集中する
●自分のためにも「下への怒り」は強く戒める
●そもそも、イライラが充満する場所には近づかない
●「携帯を一日持たない」で、不便に慣れる練習をしてみる
●体調管理は、怒りの管理でもある。疲れたら意識的に休む
●「食わず嫌い」や思い込みで、怒りの元を増やさない
●無責任な批判は、ポジティブな意見へ変換してしまう
【第3章】
大きな怒りを感じたり、怒りが積もり積もった場合
●「なんとなく知っている」と「正確に理解している」
の違いをわかる
●動物の観察日記をつけるように自分の怒りを記録する
●怒りの根底にある「わかってほしい」という思いに気づく
●「怒りに対応する」より「不安に対処する」という視点をもつ
●「原因」より「目標」、「過去」より「未来」について怒る
●「上から下」へ怒るときには、「一貫性」をもたせる
●「下から上」へ怒るときには、「落差」を利用する
●心底腹立たしい思いは、細分化してポイントをしぼる
●不満よりも、やってほしいタスクを「見える化」する
●社会問題への怒りは、自分の人生の延長上にあるかどうかも考える
などなど第5章まであります。
この本からのことば | 感想 | 掲載日 |
---|---|---|
怒るときは、基本的に、 「怒りを感じた瞬間からあまり 時間をおかない」 のがベストです。 もしも、その場で言えなかったときは、 どうすればい | 怒りたいときに、怒れず、 大分時間がたってから、 「ずっと、言いたかったんだけど…」 「前から思っていたんだけど…」 などというようなひと言は、 なる | 2021-04-30 |
怒りが渦巻いているようなところは 近寄らないにかぎります。 「怒り」の感情は、「上から下に流れる」 「伝染しやすい」という性質があるからです。 夫が | この本の中にも書かれていましたが、 ネット上に怒りが書き込まれると、 その怒りが次の怒りを呼び起こし、 怒りが渦巻くところになってしまう、 ことも多いよ | 2021-04-07 |
「怒り」の感情に悩む人を たくさん見てきて、思うことがあります。 まず、何より、ささいなことで イライラするのは避けた方がいい、と。 小さな怒りでも | 「怒り」とのつき合い方は、 なかなかに大変ですよね。 「怒り」については、家族、抵抗しない人、 弱い(と思われる)立場の人、もの、 抵抗しない人、環 | 2021-04-05 |