■2004年01月31日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
周囲の人を「よくもここまで」と思うほど不幸にして
生きている人がいる。 自分が心理的に楽になるために周囲の人を平気で苦しめながら、 本人は「辛い、辛い」と騒いで生きている。 人を不幸に突き落とした加害者でありながら、 自分の辛さを訴えて、被害者になりすましている人がいる。 (略) これは、神経症の特徴であろう。 神経症になると、この世の中に自分の悩みしかないから、 周囲の人の悲しさや、辛さがわからなくなる。 この世の中から他者の気持ちが消えてしまう。 他者は関係なくなる。 もう自分が心理的に楽になること以外にこの世には何も 存在しなくなってしまう。 (略) 彼らの言うことは「あの人はこうしてくれない」 「この人はあーしてくれない」と他人への欲求ばかりなのである。 自分をもっと大切にしてほしい、自分をもっと理解して欲しい、 自分にもっと尽くしてほしい、 彼らは周囲の人をむさぼる対象としてしか考えていない。 自分と同じ人間とは考えていない。
まゆの感想
私の近くにもこれに近い人たちがいる。
本当に、どう付き合っていけばいいのかわからない。 ともかく「辛い」と「不満」ばかりである。 「辛い」と「不満」しか見えないらしい。 他人を思いやるなんて「辛すぎて」無理らしい。 それほどに、「辛い」ことでいっぱいらしいのだ。 (彼らの言う「辛い」ことはだいたい 些細でつまらないことが多いと私は思っている) 彼らの要求には終わりがなく、 「辛い」と「不満」はいつまでたってもなくならない。 話を聞かされるこっちだって「辛い」し、 彼らの「辛そう」で「不満そう」な顔を見てるだけで 「むかむか」してくるっていうのに… 我慢して聞いていて、そんな気持ちを押さえているのに、 すこしはこちらの気持ちを察してほしいと思うが、 察するなどという気持ちはほとんどない(らしい) 話を聞いてもらって「ありがとう」どころか、 話を聞くのは当然で、聞いたら何とかして欲しい(らしい) 自分のことを理解して、わかって欲しい(らしい) 優しい言葉をかけてほしい(らしい) 無理だって。 だって、わかりたくないもん。 考え方が違うし…不愉快だもん。 優しい言葉なんてかけたくないもん。 何もしてあげたくないもん。 (やや、大人げないが…) そう思うので、距離を置いているが… 家族ということになると…扱いがとても難しい。 ああ、何とかしてほしい…こっちが。 |
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