■2022年04月12日の「今日のことば」■
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![]() 人は、失敗した時の言動ほど、 注意深く見ているものだ。 自分に置き換えて考えてみると わかりやすい。 他人が成功した時は、手を叩いて一緒に 喜ぶけれど、その後もずっとその人の 様子を観察しようとは思わないはずだ。 けれども、何か失敗やトラブルを 起こした人のことは、 「あの失敗の後、どう対処するのだろう? 「あんなトラブルをどう片づけるのだろう?」 と、気になって仕方がない。 意地悪な言い方をすると、 失敗した人は、見世物みたいに周囲の 興味関心の的になってしまうのだ。 その時、自分で責任を取って しっかりと対処できる人は、 周りの人も味方してくれるようになる。 そして何より、信用されるようになる。 しかし、対処の仕方を一歩間違えれば、 悪評として語り継がれて、周りから ずっと冷ややかな目で見られることになる。
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仮に、失敗を他人のせいにしていると、
それを周囲はじっと見ていて、 「何かあったら、あの人は責任をとらない、 こちらのせいにするかもしれない」 と、仕事をするとき警戒されるだろうし、 もしかしたら、一緒に仕事をすることを 拒否されることもあるということです。 また、何かや他人のせいにしていて、 失敗の原因を考えることも、 その対処を考えることもなければ、 同じミスを繰り返す可能性は高く、 失敗から学習することもないわけです。 さらに、それを見ている周囲から、 信用もなくなり、アドバイスをもらえたり、 助けてくれたりする人もいなくなるそうです。 失敗した時、その後の言動、 大事なのですね~ |
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