■2022年02月18日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
いまでは誰もが「やってはいけない」 こととわかっているはずだのように 思うのだが、不祥事が発生したときの 隠蔽が残念ながらなくならない。 危機に直面すると、事業に影響を及ぼし 商品が売れなくなってしまうのではないか、 現在の立場、地位を守れないのではないか、 などの自己保身から隠蔽に 走ってしまうのだろう。 だが、昨今は内部告発なども多く、 また時間を追うごとにメディアが 詳細な情報を入手していくので、 完全に隠蔽することなど不可能である。(略) 不祥事というものは、 隠そうとすればするほど ニュース価値が上がってしまうものである。 企業イメージの損傷を恐れるあまり、 事実の公表を避けることで、 何倍にも傷口を広げてしまうのだ。
まゆの感想
企業だけでなく、通常の暮らしでも、
隠蔽だけでなく、対応のまずさから、 何倍にも傷口を広げてしまうことは 多いように思います。 口のききかただったり、 返答の仕方だったり、態度だったり。 その時に「ごめんね」と素直に 謝ればすむことなのに、言い訳をしたり、 自分は悪くないと言い張ったり、 逆ギレしたりして、修復できない傷口に なってしまうこともあります。 自己保身、家族保身、企業保身、組織保身… その立場に立てば、自分も保身や隠蔽に 走る可能性もないとはいえないので、 偉そうなことはとても言えませんし、 いろいろな裏事情もあるかもしれませんが、 保身や隠蔽だけに走ると、 本当に大切なものをなくすのだと思いました。 それだけではなく、 傷口がもっと大きくなっていくかもしれず、 隠したことはずっと隠し通さねばならず、 その傷をつけたままずっと生きていかねば ならならないのだとも思いました。 |
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