■2021年07月16日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
あるCEO(企業最高責任者)は、 新しく始まったプロジェクトを自分が 異常に評価しているのに気付きました。 それなのに、 ずっと前から続いている プロジェクトには、ほとんど 心を動かされないのです。 彼は自分が、何かを まったく変えてしまおうとする 斬新なものに一番魅力を感じることに 気付きました。 そして、自分の賞賛の仕方が 不公平であったことを反省したのです。 会社の発展のためには、 どのプロジェクトも同時に 価値がある重要なものだということは、 よくわかっていたのに。(略) 彼は、自分の近視眼的な見方を はっきり理解して、 新旧両方のプロジェクトに 価値を見出す努力をはじめました。
まゆの感想
自分が何かを、誰かを評価するとき、
どうしても自分が今、興味あること、 価値を認めていることになりがちです。 組織の中にいれば、組織の価値観に 合わせて評価するとか。 それ以外のことは、 見えないし、見ないし、気付いても、 流したり、評価しなかったりします。 違う価値あるもの、評価に値するものを 平気で無視してしまったりもします。 自分の評価基準がどこにあるのか、 どこを評価するのか、 知っておくと公平にでき、 バランスがとれそうです。 例えば、評価基準が、 いっしょにやること?個性的なこと? 新しいことをすること?継続していくこと? 派手な成功?地道な努力? 目立つこと?目立たないこと? おしゃれなこと?自然なこと? 勉強か?スポーツか? などなど、どちらかに大きく 偏ってはいないでしょうか。 ただ、難しいのは、 それらの中間がよいのかというと、 それだとどっちつかずになり、 吹っ切れないこともあり、独自なことや 個性的なことができなかったりもします。 (うまく表現できないのですが…) だから、どちらかに偏りつつも、 その一方の良さもちゃんと認めていく、 という方が、評価する者としては よいように思います。 |
|