■2021年07月05日の「今日のことば」■

「今日のことば」

生きていると、
他人の欠点や嫌いなところ、
また自分に起きた試練や不運ばかりに
目がいってしまうことがあります。

愚痴を言ったり、嘆いてしまったり、
そうした経験は誰にでもあるはずです。
けれども、サムやホーキングに
言わせれば、成功を手に入れるためには、
そんなことに注意を向ける必要は、
一切ないのです。

他人に対しても、
自分自身にたいしてでも、とにかく
「自分にとって望ましいこと」
だけに注意を向けてさえいればいい。
そうするだけで、自分や他人にとって
望ましい行動が自然と促され、逆に
望ましくない行動は抑制されるのです。

		出典元	なぜ、成功者たちは「フシギな習慣」を持っているのか?
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	濱 栄一

まゆの感想

上記に出てきた、サムとは、
アメリカのウォルマートストアの創業者の
サム・ウォルトン氏ことで、氏は、
１９４５年に地元に小さな小売業を始め、
２００２年には全世界に４４１４店舗、
売上げ２１９８億ドルまでに育てあげました。
当然ながら、その間にあった難題は、
想像に絶するほど多岐にわたりあったそうです。

ホーキングとは、理論物理学者の
スティーブン・ホーキング博士のことです。
ご存じの方も多いと思いますが、１９６０年代に
ＡＬＳ（筋萎縮性側索硬化症）という難病を
発症され、当時は、平均５年程度で死に至ると
言われていたので、激しいうつ状態、
絶望の淵にあったそうですが、
「自分に起きた不運な出来事は一切無視し、
　希望だけに目を向ける」ことで、
発症から２０１８年に亡くなるまで、
宇宙物理学最高峰の学者として、
活躍されました。

２人が共通して言っているのは、
「自分は自分の不運にいつまでも
　くよくよする人間ではない。
　くよくよしているより、
　望ましいことを考え実行する。
　誰かの欠点も気にしない」
ということでした。

そうだ、そうだ、くよくよあれこれ
考え込み落ち込んでいる場合ではないぞ、
誰かの欠点を気にしてブツブツ言っている
場合ではないぞ、そんなことしている間に、
望ましいことを考え、望ましい行動を
してしようと、パワーをもらったのでした。