■2021年04月09日の「今日のことば」■
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![]() 「見栄」はいらない。 私も若い頃は、見栄を張っていました。 ネーム・ドロッピングもよくしました。 ネーム・ドロッピングとは、 自分のまわりの有名人のことを、 「あの人は私の友だちよ」 「○○って有名人は私のメル友なのよ」 なんて人に言いふらすこと。 これも一種の見栄です。 いま思うと恥ずかしいです。 自分に自信がないから、 有名人の名前をいっぱい出して、 本当の自分を隠そうとしていたんですね。 いじましいけれど、当時は、 不安でいっぱいだったんです。 けれど、ある時期から 「私は私」と開き直って、 自分を好きになるようにしたことで、 幸せのスイッチも入りました。 だっていくらまわりから 「あなたが好きよ」 「あなたはすばらしい」 と言われても、自分で自分を 否定してしまっていては 幸せになれないことに気づいたのです。
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この本のタイトルを見たとき、
瞬間的にこう思いました。 「私は、見栄とイライラだな」と。 イライラの項目はなかったけれど、 「見栄」はあったので、どれどれと、 最初に開いてみたのでした。 すると、上記のような中野さんの体験が 書かれていました。 中野さんにもこんな経験があったのか、 そして今は恥ずかしいと思っているのだなあ、 私と同じだあ、よかったあ、 なんて思いました(笑) 私が捨てたいのは、 「つまらない見栄」「どうでもいい見栄」。 自分ががんばれるため、目標となるような 「見栄」は、必要だと思っているので、 人と競争したり自分をただたんに、 良く見せようとする、 「つまらない見栄」「どうでもいい見栄」 これは、いらないなあ… さて、この本を読むなら、まずは、 自分が捨てたいと思っているところから、 読むのがおすすめかな。 この本に書かれている84項目を全部捨てたら、 生きていられなくなりそうなので、 自分に必要なところからどうぞ。(笑) |
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