■2021年02月08日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
フェデラー選手といえば、 男子シングルスの最多優勝、世界ランキング1位 歴代最長など数々の記録を塗り替えてきたことで 有名な最高峰の選手。 そのフェデラー選手ですが、若い頃試合中に イライラして、大事な一戦を落とすことが続き、 自分自身の怒りをもてあまし、ふりまわされ、 「怒りの奴隷」状態になっていたということです。 フェデラー選手のような天才でさえ、 「怒りの奴隷」になっている間は、 自分の力を発揮できないのです。 そう考えると、せっかく才能があるのに、 人とささいなことでぶつかってばかりいる 若手社員や、ものすごい能力があるのに、 すぐにイライラしては、毎日のように酒を 飲んでくだをまいている知人の顔などが 浮かんできました。 せっかくの才能がもったいないことです。 ムダに怒っていることは、才能を つぶすこともでもあるのだな、と思います。 一方で、自分の怒りを自由自在に操れている人は、 効率よく健全に、安定して、 自分の力を出せているなと感じます。
まゆの感想
安藤さんは、
「自分の怒りの奴隷になっているうちは、 どんなに能力があったとしても、 よい結果など残せない。 結果を残したいなら、 怒りのマネジメントが重要」 と言っています。そういえば、 先日、元マクドナルドの社長だった方が、 奥さまに対するDVで逮捕されましたね。 自分の怒りのマネジメントは、 できなかったのでしょうか。 と、余談はさておき、 アメリカのプロスポーツの世界では、 積極的に、アンガーマネジメント (怒りの感情と上手につき合う心理トレーニング) を取り入れている選手(タイガー・ウッズ選手など)や チームが多いそうです。 アメリカンフットボールでは、新人選手に 受講が義務づけられているそうです。 自分の怒りの奴隷になっていると、 本来の才能も発揮できないし、 人間関係もうまくいかないし、 結果も残せない、ということ、 肝に銘じて生きていきたいです。 |
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