■2021年02月05日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
公園の松に巻いてあるワラは、 防寒のためではない? 皇居前広場、公園、神社などの松には、 冬を迎える頃、ワラが巻き付けられる。 「大切な松だから防寒対策をしている」 のだろうか? が、よく見ると巻いてあるのは幹の一部だけ。 寒さよけにはもの足りないように思える。 その通り、あれは防寒対策ではない。 松の葉を食い荒らす害虫マツカレハの幼虫 マツケムシを捕まえる仕掛けなのである。 マツケムシは温かい間は葉の間にいるが、 寒くなると下に降り、枯れ葉に潜んで冬を越す。 その習性を利用し、幹の途中に ワラを巻いて、すべり込ませる。 これを春先に燃やして一網打尽にするのである。
まゆの感想
この本には、知らなくてもいいけれど、
知ると「ああ、なるほど、そうなんだ~」 とわかるとちょっぴりもの知りになれて、 楽しめることが254も書かれてます。 例えば、 ○犬の鼻先がいつも濡れているのはなぜか? ○なぜ、ネコにドックフードを与え続けてはいけないか? ○なぜ、草しか食べないのに牛や馬は大きく元気か? ○オナラをがまんすると消える。どこに行くのか? ○お風呂の栓を抜くと、なぜ左巻の渦になるのか? ○満月は何個あると昼間の明るさになるか? ○空はなぜ、青いか? ○種なしスイカは、種がなくても来年もできるのか? などなど(笑) ちなみに、犬の鼻先が濡れているのは、 「犬は臭覚が頼りだが、匂いの微粒子は、 乾いたところより湿ったところに集まるから、 鼻は濡れていたほうがいい」 からだとか。 猫もそうなんですね~ 上記のことばですが、 自分の習性も、周りの人の習性も、 案外知っているようで知らないことが多く、 (あるいは、知ってると思い込んでいて、 実は全然ちがっているとか) ちゃんと知ったら、もっと違う対処が できるのかもしれないな、 なんて思ったしだいです。 |
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