■2019年07月31日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「人のふり見てわがふり直せ」 他人の言動によくない点を見たら、その人に注意する前に、 自分も同じようなことをしていないか確かめよう。 自分の行いには気づかないが、他人の行いは目につくので、 それを自分のよりよい行動のために参考にするというのが、 このことわざが教えるところである。(略) しかし、最近の日本人は、 このことわざを曲解していないだろうか。 他人の好ましからざる行為を見て、 「みっともないなあ、 自分はあんなことをしないように気をつけよう」 と思うより、 「他人がやっているのだから、自分もやってもかまわないだろう」 と思う傾向が強くなっていないだろうか。 「人のふり見てわがふり直せ」ということわざの機能が、 今日の日本では低下しつつあるような気がする。 かつて冗談として聞いた、 「赤信号、みんなで渡れば怖くない」 というブラックユーモアが実効的なものとして 社会に受け入れられつつあるようだ。
まゆの感想
「人のふり見てわがふり直せ」
今の自分を振り返ってみると、しみじみそう思うところがあります(泣) 「みっともないなあ、 自分はあんなことをしないように気をつけよう」 と思うのですが、歯止めがきかない自分がいたり、 他の人がやっているのだから、私もやってもいいだろう、 なんて、安易に思う自分がいたりして…。 なにかこう、心が狭くなっているような気がします。 小さなことばかりが気になったりして。 ときどき、いつの間にこんな自分になってしまったんだろう、 年をとったからだろうか、疲れているからだろうか、 思った通りにいかない苛立ちだろうか、と自問します。 たぶん、全部影響しているように思います。 やれやれです… こんなに大人になったのにね(苦笑) 何歳になっても、なかなか思ったようにはいかないですね、自分は。 |
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