■2018年06月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
雑宝蔵経(ぞうほうぞうきょう)というお経の中に、 「無財の七施」という次のような教えがあります。 1.言辞施(ごんじせ)…やさしい言葉をかける 2.眼施(げんせ)…あたたかいまなざしを注ぐ 3.身施(しんせ)…身体による手当てを施す 4.心施(しんせ)…心をこめて施し、こころを与える 5.和顔悦色施(わげんえつしきせ)…やわらかな顔で接する 6.床座施(しょうざせ)…(席をゆずる、けんそん、下座の行い) 7.房舎施(ぼうしゃせ)…(一宿一飯、部屋を整え、もてなす) この教えに、医療者の姿勢の原点が示されているような気がします。 と同時に、これは、どんな人間関係においても通ずる <ふれあい>の大切さを説いた教えだと思います。
まゆの感想
このところ疲れもあり、気持ちに余裕が持てず、
また、いろいろなことが思うように進まず焦りもあり、 すぐにイラッときたり、誰かのささいな言葉に反応して、 反抗的になったりして、そんな自分がイヤになり、 落ち込んだりしています。 笑顔も消えているし…(苦笑) 「無財の七施」…どれも出来てないなぁ、 どんな人なら、「無財の七施」が出来るのかなぁ、 と思いました。 昨日の、NHKの「ガッテン!」でも、 「人に親切な行動」を1日3回1ヶ月間行った人は、 体内の炎症を促す遺伝子の働きが抑えられることが分かり 「人に親切な行動」をすることが、寝たきりを防ぐために 大切なことだとわかったと放送してました。 (カリフォルニア大学ロサンゼルス校の スティーブ・コール教授の研究から) まずは、疲れをとって身体を楽にして、楽しいこと、 好きなこともして、心の余裕を取り戻したいと思います。 そうしたら、少しは「無財の七施」ができるかな。 |
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