■2017年11月16日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
アメリカの心理学者アルバート・メラビアンは、 1971年にコミュニケーションの 3要素についてある実験をしました。 言葉と、表情、態度からのメッセージが違っていた場合、 受け手がどこを本音として受け取るかを調べるというものです。 結果は、 言葉から受ける情報7%、 耳から受ける情報38% 表情や態度55%でした。 表情や態度から受ける視覚的な印象が もっとも大きかったのです。 言葉では「ありがとう」と言っていても、 その言い方がぶっきらぼうだったり、迷惑そうな表情だったなら 相手は「迷惑だったんだな」と受け取ってしまうのです。 相手に不快を与えず、アサーティブな会話をするには、 じつは表現、態度がとても大切なのです。
まゆの感想
目から入る情報は、とても大きく影響するのですね~
確かに、相手の表情や態度は、気になりますよね。 言葉がどんなに流れるように出てきていても、 表情が不満そうだったり、態度が投げやりでは、 「なんかどっか違うな」「なんか変だな」 と感じてしまいますよね。 同様に、相手もこちらの、 表情や態度を見ていて、何かを感じている、 気にしている、かもしれません。 ちなみに、アサーティブな会話とは、 「やわらかい自己表現」とか「相互尊重コミュニケーション」など、 「相手と自分を同じように大切にする」会話のことをいいます。 自分の表情や態度が、言葉と乖離していないか、 気をつけていきたいですね。 |
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