■2017年09月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
禅の言葉に、 「座忘(ざぼう)」 という言葉があります。 新しいものを取り入れるためには、 まず古いものを捨てなければならないということです。 まず古いものを捨てて場所を空けないと、 新しいものは入らないのです。 松井道夫(松井証券社長)
まゆの感想
松井社長は、正しい決断と間違った決断を整理してみて、
それぞれに共通項があることが分かったそうです。 松井社長の場合は、 ○正しかった決断は、すべて捨てる決断 ×間違えた決断は、足し算の決断(捨てないで加える決断) で、さらに分析してみると、 ○捨てる決断したことの多くは、過去に積み重ねてきたもの。 それは、いろんな努力、苦労の集積だから、 捨てることによる痛みがある→周りから反対される。 しかし捨てることによって、全く新たな未来が開ける ×加える決断は、捨てないから→周りから反対されない。 新しい未来は構築できない、つくっていけない というようなことだったと気づいたそうです。 もちろん、加える決断のすべてがダメだというわけではなく、 加えるにしても、まずは捨ててからでないと得られない、 のではないか、ということでした。 過去に積み重ねてきたものやことは、 なかなか捨てられないですよね~ 思い出があったり、もったいなかったり、高いものだったり、 自分の苦労や苦しさを積み重ねて得てきたもので愛着があったり、 手放すのは心苦しいし、手放したら次がないように感じたりして。 新たなものやことを手に入れるために、 捨てる勇気をもちたいな、と思ったしだいです。 |
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