■2016年07月27日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
未来は平気で現在を乗っ取るもの。 未来のことばかり心配していると、 「今」という時間は、 「未来について心配する時間」になってしまうのです。 そして、そんなふうになると、 「今」目の前にいる人にやさしくしてあげるのが難しくなったり、 目の前の人のよいところに目が向きにくくなったりするものです。 愛することも愛されることも難しくなってしまいます。(略) 未来が現在を乗っ取ってしまっているようなときは、 間違いなく、未来を「恐れの眼鏡」で見ています。 そんなときには、頭が未来に行ってしまって、 「未来」を通して現在を見てしまうのです。 現在に生きているようでいて、生きていないようなもの。 だからいろいろと苦しくなるし、愛に心を開けなくなるものです。
まゆの感想
今を、未来について心配する時間にすると、
「ああ、こうなったらどうしよう…」 「絶対に、○○にならないようにしなくちゃ」 などと、いつも焦りがでるし、不安だし、楽しめなくなくなり、 ますます心配の種が増えていきそうな気がします。 それではつらないし、切ないし、イヤだなぁ…と思うけど、 未来はやっぱり心配だし、気になりますよね~ 水島さんは、そんなとき、 未来を「恐れの眼鏡」で見るのではなく、 「愛の眼鏡」で見るといいといっています。 「未来を「愛の眼鏡」で見るということは、 存在する時間は「今」だけだということに気づくということです。 「今の自分をしっかりと感じ、こうやって一瞬一瞬を 積み重ねていくことで未来に向かっていくんだなぁ」 と考えてみてください。 「来週の仕事が上手くいかなかったらどうしよう…」 と心配するのではなく、 「まあ、こうやって目の前の仕事をていねいにやっていけば、 来週の仕事もなんとかなるだろう。それに、もしも結果が 評価されなくても、「愛の眼鏡」で見ることを選べるだろう」 と考えてみれば、やすらぎを感じられるようになります。 きっと周りの人も愛も感じられるようになるでしょう」 こんなふうに上手くいくかどうかはわかりませんが、 「恐れの眼鏡」をかけて、未来を恐れてびくびくして生きるより、 「愛の眼鏡」をかけて、愛も感じられる方がいいように思います。 未来を思い描くなら、楽しい方、夢がある方がいいし…ね。 |
|