■2015年12月22日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
ドイツ語でいう「知る」には2種類ある。
ケネンとヴィッセンである。 ケネンは浅く知っている場合に使い、 ヴィッセンは、深く知っている場合に使う。 誰々と知り合いだという場合の知はもちろんケネンである。 ヴィッセンのほうは、 学者が専門の事柄を知っている場合などに使われる。(略) こういうふうにして自分の知識を2種類に分けてみると どうなるだろう?もちろん、 浅い知恵のほうが多いだろうが、すこしばかりは、 ヴィッセンのほうの知もあるだろう。 それが実は、自分が最も関心をよせている事柄なのだ。 自分ばかりでなく他の人も同じである。 だとしたら、お互いの深い知のほうを 寄せ集めて組み合わせれば、何が生まれるだろう。 それがすでに到来しているプロ社会での 大きな武器になるのは当然のことだ。
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