■2015年12月09日の「今日のことば」■
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![]() 「イフ (もし○○であれば、実現できるのですが)」 「イエス、バット (確かにそうですが、○○なのでできません」 こうした発想にとらわれているかぎり、 苦境を乗り越えるのはむずかしいでしょう。 建設的に物事を考えるには、 「イフ」や「イエス、バット」という発想から、 「イーブン・イフ(たとえ○○だったとしても)」 という発想に切り替える必要があります。(略) 「たとえ困難な状況であっても、 自分にできることはないか」 と考えるのが「イーブン・イフ」の発想です。 この発想のなかでは自分の能力や環境の 劣等生は問題になりません。 問題に陥ったら、 「イーブン・イフ」を使って考えてみる。
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こんな事例が書かれています。
営業利益が悪くなっている会社社長のコメントで、 これほど違うそうです。 「イフ」や「イエス、バット」の社長は、 「もっと景気がよければ、売り上げが上がるの でしょうが、今は、本当に厳しいです。 たしかに新商品開発や、営業ルートの開拓など、 やらないといけないことがたくさんあるのは わかっているのですが、資金面や 人材不足でむずかしいのです」 「イーブン・イフ」の社長は、 「たとえ景気が悪いとしても、 まだやれることがあるはずだと考えています。 たとえ問題は山積みだとしても、 自社の強みとなる部分をもっと探ったり、 足りない部分は他社と力を合わせることで、 問題を解決できると思います」 会社経営だけでなく、日常生活でも、 何かあったとき、こうだったらできるのだけど、 とか、こうだからできないなど、 できない理由を並べがちです。 すると本当はできることもしないし、 よい解決方法を見つけていくことも、 苦境を乗り越えることもできなくなります。 そうなると自分の力のなさばかりを感じ、 自信も誇りもなくし、ますます苦境に 陥っていくように思います。 「イーブン・イフ(たとえ○○だったとしても)」 「○○だけど、今、自分にできることはないか」 と発想を変えて、困難に 立ち向かっていきたいと思います。 |
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