■2015年07月23日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「愛してくれているなら、無条件に自分を受け入れてくれて当然だ」
こんな理想が強くあると、家族や恋人や友人が自分の思いに こたえてくれない時に、 「自分のことを本当は愛していないのだ」と落ち込みます。 しかし、どんなに気が合う恋人でも、仲がいい夫婦でも、 無条件で相手を受け入れることはできません。 立場を変えてみれば、そんなことはまず無理だと分かるでしょう。 相手が自分の気持ちにこたえてくれない、と悩んでいる時、 それは、相手がこたえてくれないのではなく、 あなたが相手に求めすぎているのかもしれません。 「私のこと好きだと言ったのに、どうして、 もっとこたえてくれないの?」と相手を責める前に、 相手に求めすぎていないかを振り返ってみることが大事です。 相手を無条件に受け入れられる自分ではないと分かれば、 できないことを相手に押しつけたり、 できないことを要求したりして傷つけ合うことは、 少なくなるはずです。 できないことを要求するよりも、 できる範囲で、お互いを大切にすることが大事なのです。
まゆの感想
岡本さんは、さらにこう教えてくれます。
「人間関係での失敗に、仲良くなればなるほど、 相手に多くのことを求めてしまう、ということがあります。 初めて会った人には、必要以上に要求しません。 相手に対する遠慮があるからです。 ところが、自分の欲求を相手が満たしてくれると、 もっともっとと、相手に求める心が大きくなっていきます。 お釈迦さまは、 「底なしで際限なく広がって行くのが、私たちの欲の心なのだよ」 と言われています。 清水を飲むと一瞬、喉の渇きがいやされますが、その後、 もっとひどい渇きが襲ってきます。 同じように、一度欲求が満たされても、満足は続きません。 この「もっと、もっと」の心には際限がないのです」 自分を振り返ってみると… 思い当たることばかりで(汗) お釈迦さまの言われるとおりだなぁと思います。 「できないことを要求するよりも、できる範囲で、 お互いを大切にすることが大事なのです」 を、しっかりと肝に銘じようと思います。 求め過ぎちゃいけませんね… |
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