■2015年05月20日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
誰もがみんな成功していたら、それは成功とはいえません。
自分で企業した人で、10年間事業を続けられるのは そのうちの10%程度だといわれているそうです。 しかし、それでいいのではないでしょうか。 ということは 「ほとんどは負けるんだ」ということを、 最初に学ばなければいけない、ということです。 また、人生の先輩たちは後輩たちに、 それを教えておかないといけないということです。 「負けても人生は楽しい。 負けるまでのプロセスが大事なんだよ」 ということを教えていれば、子どもや若者たちが、 「負けてもともとなんだから、挑戦してみよう」 といったやる気や、負けたことから何が学べるんだろうかと いった気持ちが芽生え育っていくはずです。 人間は、成功よりも失敗から学ぶことのほうが多いといいます。 その中で自分は成長していくのです。 何より負けは、そこから学ぶ人によって、 人生で潰しが利くようになるということを 覚えておいてほしいと思います。
まゆの感想
茂木さんは、さらに、
「負けても、「次にどうするのか」と考えること、 「すべては負けからはじまる」ということを、 もっとポジティブに考えていく」 ことが大切だと言っておられます。 本当に、そうだなぁ… スポーツだって、芸術だって、映画にしても、 賞をとるのはほんの一部中の一部だし、 しかも、それは次にも賞をとるとか、勝てるという保証もないし、 次はコテンパンにやられるかもしれないし、 日常でも、今日は、勝てたことがあったけど、 負けたと思うことだってあるし… そう考えてみれば、負けたことのない人も、 失敗をしたことのない人もいないのではないかと思います。 もちろん、勝ち負けでとらえない人もいるし、 失敗を失敗ととらえてない人もいるとは思いますが、 大半の人は、負けや失敗を経験しているはずと思います。 そうだとしたら、そうだなぁ… もっと失敗や負けについて、おおらかに語り合い、 教えあったり学んだりして、それは悪いことではなく、 決して取り返しのつかないことでもなく、 負けてもともとだから挑戦していこう、ということや、 負けても失敗しても、人生は生きていけるし、楽しいと、 大人たちはポジティブにとらえて伝えていくべきだなと 思ったしだいです。 |
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