■2015年05月18日の「今日のことば」■
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私たちが問題だと考える対象は、ほとんどの場合「相手」です。
相手が耳を貸さないから私も黙ってしまう。 相手が怒鳴るからけんかになる。 相手が曖昧な態度をとるから私も嫌味を言う。 相手が相手が……。 感情が高ぶってしまっているときなど、ついすべてを 相手のせいにしたくなるのは人間の自然な心理です。 しかし、人間関係を悪化させてしまった責任の半分は、 自分の側にもあるのですね。 ちょっと冷静になって自分がとってきた行動に気づくことが できれば、事態は少し違って見えてきます。(略) 自分が変わることで、難しい人間関係が少しずつ変わっていく。 そのほうが相手を変えるよりもずっと簡単だと思いませんか? 相手との人間関係で生じた問題のうち 「自分の側の50%の責任」を認識すること。 その50%の自分の責任に100%向き合って できる限りのことをすること。 これがアサーティブな向き合い方です。 私たちは、「自分が変わる」ことを通して、 相手とのコミュニケーションのとりかたも人間関係も、 より対等なものにしていくことができるのです。
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アサーティブとは、
「自分も相手も大切にしつつ、自分の感情や要求を 素直に、誠実に、そして対等に伝えていく」 ということだそうです。 そのためには、 「相手」が悪いと「相手」を責めるばかりだったり、 「相手」を変えようとあれこれするより、 この人間関係の半分は自分に責任があるととらえて、 そのことにしっかりと向き合うことが大切だということです。 なぜなら、「相手」のせいだと思っていれば、 それがすべての答えとなり、その問題を自分が解決しなくてもいいし、 それ以上、深く考えなくてもよくなり、その結果、 本当の問題が見えなくなるし、解決もできないからだそうです。 確かに、「相手」のせいばかりにしていると何も変わりませんよね。 それどころか、かえって険悪になったりすることが多いし。 とわかっていても、正直なところ、 私は、思ったようにアサーティブなつき合い方はできていません。 つい「相手」のせいにしがちです。(苦笑) でも、 「自分の接し方にも悪いところや欠けているところがあるのかも」 と振り返り、伝え方や接し方を変えてみたり改善することで、 相手との関係性もよく変わるし、それが他の人間関係にも波及し、 自分も成長していけると思っていて現在見直し中です。 どう改善したらいいのか、どう伝えればいいのか、 どうやったらよりよくなるのか、まだわかりませんが、 根気よくアサーティブを身につけていこうと思っています。 |
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