■2015年01月08日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
毎日の生活は本当に平凡です。
あまりにも変化のない毎日が続くと、 これで本当にいいのだろうかと、誰でも考えてしまうものです。 ところが、私たちの人生のつまずきの原因は、こうした 「毎日の生活を何でもないこと」と考えることにあります。 これは奢りです。(略) 例えば、毎日の料理ですが、 作っては消え、作っては消えていく料理は空です。 しかし、その料理という空に心を入れることで、 健康というものが実を結ぶのです。 そう考えると、毎日の料理も一回一回心を込めて作ろうと 思うようになるのです。 会社の仕事も、主婦の仕事もみんな同じです。(略) 勉強も、食事も、子育ても、遊びもそうです。 毎日のお掃除も同じです。 毎日していれば短時間できれいになります。 きれいになれば心も爽快になります。 心が爽快になれば、前向きに生きるようになります。 掃除という行為は形にはなりませんが、 この積み重ねがその人の心を満たすのです。 満たされた心は活力を生みます。 この活力が幸せにつながるのです。
まゆの感想
大原さんは、
「私たちの世界は目で見えるものばかりです。 そこで私たちは形に執着してしまいますが、 本当は目に見えているもの、つまり、形に心が入っていなければ、 ただのがらくたと同じ。 空しく感じることがあったら、 まずは、手を動かし、日々やっていることに 心を込めてみよう、心を込めてやってみよう。 空しいと思えることから知恵や幸せは生まれる」 と、言っておられます。 ときに、自分のやっていることが無駄に見え、 「なんで毎日、こんなことをやっているんだろう? こんなことばっかりやっていても何の役にも立たない、 何も生み出したりしない」 「毎日平凡でつまらない」 「なんで私ばかりがこんなことをするのか?」 などなどと空しくなったり、さびしくなったりすることがあります。 そんなときには、その空しさ、さびしさを感じつつも、 今自分がやっていることに心を入れる、 心を込めてやってみるといいのでしょうね。 すると目には見えないけれども、何か大切なものとつながっていき、 心が落ち着き、元気をもらえるように思います。 |
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