■2014年12月19日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
悪い流れにあるときは、どうすればいいでしょうか?
実はこちらの方が対処は簡単なのです。 まずは、じっと耐えるのです。 必ず自分に流れが来る、そう信じて耐え抜くのです。 決して眼の力を失うことなく、何か変化はないだろうかと 鋭く観察しながら、誠実に眼の前の仕事をこなしていくだけです。 この際に絶対にやってはならないことは、 諦めてヤケクソになることです。そんなことをしたら、 来るはずのいい流れも来なくなってしまいます。 悪い流れ場は、意外と飽き性だ、そう信じて耐えるのです。 「潜伏」の時間と言っていいでしょう。 いいことも続かないが、悪いことも続かない、そう信じて。 焦らず、腐らず、諦めず 忍耐強く、機をうかがってください。
まゆの感想
逆に、いい流れのときは、どうするか?
こちらの方が、実は、むずかしいらしいのですね。 林先生は、こう言っています。 「いい流れが来ている、そう思ったときは、決して浮かれることなく、 それでも大胆に攻勢に出ることが大切です。 そもそもいい流れなんて、めってに来ることはないんですから、 それに乗り切れないようでは成功は望めません。 しかし、どんなに流れがよくても、 永遠には続かないのも、また事実です。 必ず流れは変わるのです。 その変わり目もとらえねばなりません。(略) 勝ちっぱなしなんてありえないんです。 必ず流れは変わるのです。 しかし流れをとらえる眼をもたない人は、勝利に酔い、 自らの正しさを盲信して引くことを知りません。 その結果に気づくと、もう引き返すことができなくなっているのです。 いい流れがきているときほど、 酔わず、驕らず、浮かれず という感覚を保持すべきなのです。 勝利の酔い…それこそ敗北の序章です。 さらに言うならば、そうやって酔い、浮かれ、 驕り高ぶった人間の姿は実は醜いものなのです」 「流れは変わる」、のですね。 悪い流れも飽き性、いい流れも飽き性だから。 それぞれのときの対処ができるように、眼の輝きを保ちつつ、 自分を鍛えていこうと思ったしだいです。 また、おそらく今、林先生は、 いい流れの真っ最中にいると思われますが、 これから、どのような生き方をなさっていくのか、 それも興味深いな、と思いました。 |
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