■2014年12月01日の「今日のことば」■

「今日のことば」

大宮営業所に異動になったとき、大宮のスタッフからよく
「所長、ここは上野じゃないから売れませんよ」
という言葉を聞きました。私はそのたび、
「『上野じゃないから』『東京じゃないから』なんて
　ウジウジしているのは大嫌い。
　自分のいるところが世界の中心で、
「やってみなくちゃわからないでしょう、
　やってみたら売れるかもしれないじゃない」
と言い返しました。そして、

　いちばんいいところだと思えばいいじゃない」
と言ったのです。

「自分のいるところがいちばん」
と思わない限り、いつまでたっても
「あの売店は立地条件がいいから」とか、
「あそこは人通りが多いから」と思ってしまいます。
そういう人は、自分のところが売れない理由を探して、
「立地が悪いのだから仕方ない」
「人通りが少ないのだから仕方がない」
と安心して、何もしないのです。

できない理由を見つけて、何もしないのでは、
仕事は楽しくありません。
「自分が働いているところが世界の中心で楽しい」
と思いベストを尽くさなければ、そこで働く意味がありません。

		出典元	時給800円から年商10億円のカリスマ所長になった28の言葉
		おすすめ度	※おすすめ度について
		著者名	三浦由紀江

まゆの感想

実際、三浦さんは、大宮で売上げをぐんぐん伸ばし、
着任当時、大宮と上野には、売上げに２～３割も差があったそうですが、
２０１２年には、上野の売上げを２～３割上回るほどになったそうです。
そして、これは、「みんなが大宮がいちばん」と思い、
一生懸命に仕事をがんばった成果だと言っておられます。

三浦さんは、
「昔から、自分がいるところが世界の中心と思ってきた。
　自分勝手な考え方ですが、これが楽しく働くための秘訣」
だと言っておられます。

自分がいる世界は、○○がない、○○だから、○○と違うから、
とてもいちばんにはなれないし、無理、ダメ、できない、最低、
などと思い込んでしまうと、そこで努力や工夫をしようとする気持ちも
最初から湧いてきませんし、そのうち、気力もなくなっていき、
自分が腐っていきます。

だから、
「自分のいるところがいちばんなのだから、
　できることはないか、やれることはないか、
　どうしたらもっとよくなるか、何か工夫できないか、
　自分の場所をもっと活かすことはないか」などなど、
「ここいちばん思考」で考えていくことが必要なのだと思います。
そして、さらに大事なのがそれを、
実行に移しやってみること、やっていくこと。
考えるだけなら誰にでもできますからね。

ついつい「ここダメダメ思考」に陥りがちなので、
「ここいちばん思考」に切り替えて、いざ実行！と
決意を新たにしたところです。（本当に実行します！はい）