■2014年10月10日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
なじる人は、傷ついている。
こう思えるかどうかで、人生は大きく違ってくる。 喧嘩のシーンが180度違って見えてくるのである。 なじる人は、傷ついている。 たとえその理由が勘違いであっても、理不尽な押し付けであっても、 そのことを正す前に、まずはその傷を癒さなければ… 言い訳も説得も、その後なのである。
まゆの感想
振り返ってみると、私も誰かをなじるときは、
何かで傷ついているときなような気がします。 この本に、こんな事例がのっています。 「妻になじられたときは、「俺だって」という前に、 「君にばかり家の負担を行っていたんだね、ごめんね」 「君が疲れていることに気づかなかった、悪かったね」 などと、相手を気づかうことばを先にいってみてほしい。 その後に、 「実は最近プロジェクトか佳境でさぁ。 気が抜けないんだよ」と言えば心に届くものを、 「俺だって忙しいんだ」 と防御から入るから、妻の心はしこるのだ。 「仕事と家族、どっちが大事なの」と迫られたら、 「子どもたちに寂しい思いをさせていたんだね、申し訳ない」 とあやまる。 待ち合わせに遅刻したら、 「こんなところに君を30分も立たせていたのか、 心細い思いをさせてごめん」とあやまる。 多忙の理由も、遅刻の理由も、相手を気づかうことばの後に 言うべきだ。 それがどんなに正当なものであっても」 「なじる人は、傷ついている」ということを忘れず、 (意識的に、作戦的になじる人は別にして) なじられたらまずは、相手のことを気づかうことにします。 |
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