■2014年09月11日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
夫婦とは、お互いが「相手の秘密を握る」ことでもある。
セックスを含め、他人にはうかがいしれない事柄を 共有するのが結婚だ。 お澄まし美人が家では超ガサツであり、 隙のない教養夫人が家の片づけがまるでダメだったり… 私は控えめにいっているが、男女問わず、 人間は外から見たのと内から見るのとでは天地の差があるものだ。 親密な間柄というのは、それを含めたつき合いの中から、 相手の美点や長所をみつけたり、「お互いさまだ」と思ったり、 「まあ、仕方ない、これも運命」とあきらめたりして一緒にいる。 自分の正体を知られない結婚などありえないことだ。(略) 人間、誰だって人に知られたくない部分があるし、 親しくつきあえば、もめるのは避けられない。 この二つが、実は男女関係の機微(きび)や綾(あや)を 作り出すのだが…それがイヤなら、結婚など望まないことだ。
まゆの感想
自分がボロボロのところ、自分のイヤなところ、弱いところ、
できないところ、苦手なところ、恥ずかしいところ、 嘘があるところ、誤魔化しがあるところ、隠しておきたいこと、 などなど、見せたくない、見られたくないところは… いっぱいあります。 でも、それを隠し通すことは…不可能で、 一緒に暮らしていれば、イヤでもボロはでまくります。 そして、そんなところを指摘されたり、非難されたり、 責められたり、誰かに不用意に暴露されたらたまりません。 そうされたら、かなりみじめで辛くなり、 相手を憎むようにさえなるかもしれません。 でもそれは、恐らく相手も同じ。 互いの欠点や短所をどう受け入れ、それにどう対処していくか… 短所しか見えない相手の長所をどう見つけていくか… 一緒にいる年月が長くなればなるほど、 そんなことが、とてもむずかしくなるように思います。 相手のいいところを探し、相手の秘密を暴かず、 相手の欠点や短所を突かず、自分の中でどううすめていくか… 課題ですね~(苦笑) お互いさまだし、それを超えた先に、 あたたかさと安らぎがあると信じて(笑) |
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