■2014年06月17日の「今日のことば」■
前日のことばを見る 次のことばを見る
「今日のことば」
ホンダの創業者である本田宗一郎氏は、働くことは、
「傍(はた)を楽にすること」だと言われていたそうです。 自分の隣の人、ひいては世のため人のために仕事をするのが、 『働く』ということなのです。(略) では、あなたは自身は「傍(はた)を楽にする」ために 何ができるでしょうか。 そんなふうに考えながら仕事をしていると、 自然と周りの人から「ありがとう」がもらえるようになったり、 自分自身も「ありがとう」と言いたくなる場面に出合うことが 多くなったりするものです。 ちょっとした仕事にも、 「傍(はた)を楽にすることが仕事なのだ」 と意識して向き合ってみましょう。 その先に誰かの笑顔があると思えば、明るい気持ちで、 前に進むことができるのです。
まゆの感想
「働くとは、「はたをらくにする」こと」
この理念に基づき、本田さんは、小型ガソリンエンジンを開発し、 低価格の芝刈り機、耕耘機、雪かき機、などを生み出していき、 農作業を、それ以前とは比較にならないほど楽にしたそうです。 ついつい「自らを楽にする」ことの方を考えがちですが、 「なにか、傍(はた)を楽にすることあるかな」 「この仕事は、傍(はた)を楽にするにはどう工夫できるかな」 「この物で、誰かを楽にできるかな」 と考えてみると、アイデアもわいてきて、 自分の視点だけではできないことが生まれてきて、 よりよいものができていきそうに思います。 また、自分だけのためにやっているより、 はるかに、継続パワーが出てくるように思います。 自分だけのため、自分だけの楽、 自分だけのいい思い、と自分だけのことばかりを考えて働き、 仕事をしていたら、自分がちっちゃくなりますし、 周りからも、認めてもらえないように思います。 働くとは、 「傍(はた)を楽にする」こと、 こんな視点も忘れないようにしていきたいと思います。 |
|