■2014年06月04日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
大切なのは、いったん現実を受け入れる。
0点の自分も愛す。その上で、 「もっといい点が取れたらいいな」と願うことです。 考え方の基本は、 「0点もいいけど、100点もいいよね」 です。 今もいいけど、もっと素敵な自分でもいい。 「0点はダメだ。100点を取らなければいけない」 なんて窮屈な考え方は今すぐ捨てましょう。 ここでは、「オール・オア・ナッシング」を 言っているのではありません。 50点でももちろんいいのです。。
まゆの感想
今の自分を、ダメだダメだ、こんな自分ではダメだと、
自分を否定してしまうと、かなり辛くなってしまいます。 そして、なんで、自分だけこうなんだ…、と悲観的になり、 顔もくもりがちになり、生きていくのも辛くなってきます。 そうでなくても、日本人は、完璧主義を目指しがちだし、 そうできない、そうなれない自分をダメだと思いがちです。 例えば、財団法人日本児童教育振興財団内日本青少年研究所が 高校生を対象にした調査によると、 自分に価値があるかどうかをきいたところ、 ●日本36%、米国89%、中国88%、韓国75% 「自分を親が認めてくれていると思うか?」という質問では、 ●日本33%、米国91%、中国77%、韓国64% という結果が出たそうです。自己否定感が強いと言えそうです。 そして、これは、親の自己否定感の強さが影響している可能性がある のではないかということです。 つまり親が自己否定しているので、子どもも否定しがちで、 認めてあげることができない…ということですね。 これでは、周りも辛くなっていきます。 まずは、自分も周りの人も、今、頑張ってことを認めてあげる、 それが、自分にとっての認めてあげられるような頑張りでなくても、 まずは、そのことを受け入れて、認めてあげる、その上で、 「今もいいけど、もっと素敵な自分でもいいよね」 「0点もいいけど、100点(50点でも70点でも)もいいね」 「この仕事もいいけど、違う仕事もいいよね」 「今の機械もいいけど、こうなるともっといいよね」 とさらにいいことも認めていく、ということが大切なように思います。 そして、次の段階に進むか進まないか、よりよくなりたいかどうか、 その後に決めればいいのです。 まずは、今を否定せず、今の自分もちゃんと認めて受け入れる、 そんなことがまずは大事なのではないかと思います。 |
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