■2014年05月15日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「相手がどう思うか」ということは、
相手が決めることであり、 自分の力の及ぶ範囲ではありません。 「自分がどう思われているかが気になって仕方がない」 という人は、まず、 「他人から好かれないこともある」 という事実をいさぎよく認めなければなりません。 自分だけではなく、人間なら誰にでもありえることで、 気にしても仕方のないことなのです。 他人の心を推し量り、 他人の立場になって考えることは大切ですが、 自分がどう思われているかを気にかけるのは、 相手を思いやる優しさではありません。 そんなことをいくら気にかけても、 豊かな人間関係は築けないのです。(略) 気にしても仕方がないことは仕方がないと割り切り、 会話をするときは会話に集中し、遊ぶときには遊びに 集中すればよいのです。 他人からどう思われるかを気にかけるより、はるかに、 よい結果がえられることでしょう。
まゆの感想
仮に、あなたに、
「どう思われているか、どう見られているか」を、 いつも、気にしている方がいるとして、 あなたから見たら、その姿はどうみえるでしょう? その姿は、可愛くみえるでしょうか?逆に、 いつもびくびくしていて、卑屈になっているように みえるかもしれません。 いつも、こちらの顔色ばかりをうかがっているようにみえて、 居心地が悪いかもしれません。 すると、イライラしたり、いつの間にか、 相手を下にみて、軽く扱うようになるかもしれません。 どうしていいか、わからなくなるかもしれません。 そして、相手のそんな思いを利用して、 いいように使ってやろう、好きにしてやろう、 と思われるかもしれません。 自分が「どう思われているか、どう見られているか」を 気にしていることは、実は、 「相手のことを思っているようにみえて、 自分のことや評価ばかりを気にしている」 と、相手にわかってしまい、あまりいい結果には ならないように思います。 好きな人、大切な人、職場で、自分が 「どう思われているか、どう見られているか」は、 気になると思いますが、あまりにそう思い過ぎると、 自分らしさを出せなくなり、相手の言動ばかりが気になり、 いつもびくびくするようになります。 すると、せっかくの自分のよさがだせないし、 のびのびとできないし、笑顔だって凍り付いてしまいます。 相手が、自分を「どう思っているか」ばかりを気にするのは、 やめていきましょう、疲れるだけですよ~ どうあがいても、どう思うかは相手の勝手なので、 自分の望むようには思ってもらえないことが多いし、 誰からも好かれようなんて、所詮無理なことですもん。 それより、素敵な笑顔でいられるようにしたほうが、 自分にとっても、相手にとってもいいように思います。 |
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