■2014年01月31日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
大事なことは、相手がどのような気持ちで
「辞めたい」と言っているか、そこの見極めである。 自分がこう思っていることを伝えるのは後々の話しでいいし、 しないほうがいい場合もある。 相手が何をどうわかってほしいのか、 相手のニーズはどこにあるのか、 それを理解するのが、何よりも先なのである。 つまり、自分の言葉がどれだけ相手に届くか、 それを考えなければならない。 自分の意見やアドバイスがどれほど的確でよい意見だと思っても、 相手の心に届かなければ、まったく無意味なのである。
まゆの感想
アドバイスを求められると、なんとなく嬉しくなって、
あるいは、適切に応えようとするあまり、 相手の思いや気持ちを、じっくり聞く前に、 ついつい、自分の考えや話しをしてしまいがちです。 アドバイスをもらおうと思ったのに、 自慢話や経験談を長々と聞かされた、 あげくはお説教された、なんていう経験は 誰にでもあるのではないでしょうか。 すると次からは、その人には、 アドバイスなんて、求めなくなりますよね。 でも、自分がいざ、アドバイスする側になると、 (とくに、部下、子どもの場合は) このようになる傾向があるそうです。 耳が痛いところです… 自分の考えや話しをするのは、 アドバイスを求めてきた人が、どういう気持ちなのか、 何を知りたいのか、何をわかってほしいのかをしっかり聞き、 受け止めた後がいいようですし、もしかしたら、 しないほうがいいかもしれない、ということです。 まずは、アドバイスを求めてきた人の、 話を聞く、 気持ちを聞く、 ニーズを聞く、 聞きたいところを確認する、 このことを忘れないようにしたいものです。 そうそう、聞くときには、せかさず、おざなりに聞かず、 最後まで話しを聞き終えることも。 (これが、本当にむずかしいのですよね…) |
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