■2013年11月08日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
多くの人は難しいできごとを前にすると、
できない理由をつくってしまう。 これは、ある種、人間の特技でもある。 「俺は将来、総理大臣になる」という若者がいたとしよう。 凡人は、 「ムリムリやめておけ、だってお前は…」 みたいな話しをし始める。 チャンスをつかむ人間は、 「なれるね。ただ200年くらいかかるかもしれない。 よし、その時間を縮める策を考えよう」 こういう発想をする。 何事もできることを前提に考える。 次に、障害になっていることをひとつずつ潰していく。 これが「何事もやってできないことはない」という 使い古された言葉の真髄である。 少ないチャンスをつかむ人間は、 このことを本能的に実行しているのだ。
まゆの感想
この本に、さらにこんな話しが書かれています。
「神田のところに、こんなことを言ってくる人がいた。 「私はコンサルティングになりたいんだけど、 この業界は学歴がものをいう世界。社会的に見ると、 私は学歴がない。だからやっぱり私にはできないんです」 普通に考えれば、その通りかもしれない。 ならば、こう考えたらどうだろう。 「学歴を見て人を判断するような人とはつきあわない。 そんな人は商売の現場を知らない人だから、どんなノウハウを 並べたって使いこなせない。それよりも、自分の実績を 評価してくれる人だけにコンサルティングしたらどうか? その方が、満足度も高くなってクライアントの数も 増えるのではないか?」 すると一気に目の前が明るくなる。これが、考え方を 前向きに変えてチャンスをつかむということなのだ」 聞いたことがあると思いますが、とある国で靴を売ろうとして、 「だめだ、あの国では、靴は誰も履いてないから、売れっこない」 と、あきらめたセールスマンと、 「あの国は、誰も靴を履いてない。これは売れるぞ」 と、そこにチャンスを見いだす人の話もあります。 物事の見方ひとつ、考え方ひとつで、 成功するチャンスもやる気も増えるってことですね。 |
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