■2013年09月04日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
人間というのは、いつでも
「私は正しい。相手は間違っている」と思っています。 それで怒るのです。 「相手が正しい」と思ったら、怒ることはありません。 それを覚えておいてください。 「私は完全に正しい。完全だ、完璧だ、相手の方が悪いんだ」 と思うから怒るのです。(略) けれど私たちの心にある「私は正しい」という思考は間違いです。 それを「私が正しいはずはないのだ」と訂正することです。 「私は完全だ」「私は正しい」というとんでもない考え方は、 一刻も早く捨てたほうがよいのです。 「私は正しい、とは言えない、私は不完全だ、間違いだらけだ」 ということが心に入ってしまうと、その人はもう二度と怒りません。
まゆの感想
この本では、怒るということの裏側には、
「私は正しい。相手は間違っている」 という気持ちがあると、いうのです。 私は、対立したとき、 自分が絶対に正しいとまでは思わないまでも、どこかで、 「こちらの言い分の方が筋が通っている、世間一般的には…」 とは思っていて、「相手が間違っている」と思うと、 それを正そうと批判的になるし、それができないと 怒ったりもしますし、それでもダメなら、 最終的には、あきらめて何も言わなくなります。 (これだと心はどんどん離れますけど) これを、 「私は正しい、とは言えない、私は不完全だ、間違いだらけだ」 と、言い直してみると… 二度と怒らないようにはならないと思いますが(苦笑) 今よりは、相手の言い分も聞くようになるかな、と思います。 すぐに、カッとせず、これからは、 「私は正しい、とは言えない、私は不完全だ、間違いだらけだ」 と、心に留め置き、相手の言い分も聞こうと思います。 みなさまはどう思われますか? 怒りとのつきあい方は、むずかしいなぁと思います。 |
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