■2013年08月06日の「今日のことば」■
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![]() 「私には私の人生が、あなたにはあなたの人生がある。 あなたにはあなたの輝きがあるはずだし、 私の真似をしても仕方ないわ。 あなたはあなたの素晴らしい人生をまっとうするべきなの。 人には人、それぞれの人生があるわ。 あなたと私の歩いている道は大きく違う。 だから私のようになるのは無理よ。 あなたはあなたの道を行けばいいの」 ないものをねだるより、己の道を究めるべし、 彼女の峻厳な人生訓であった。
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これは、大津さんが若い頃勤務していたホスピス病棟にいた
80歳を超えながらも、美しさと美しい生き様を保っていた、 女性の言葉だそうです。 その女性は、いつも笑顔で「ありがとう」と言い、 病室もきちんと整えられ尊敬され、周りからも大切にされていて、 まさに、「貴婦人」のようだったということです。 その女性に、隣室の患者さんが、 「あなたのようになりたい」と言ったとき、 隣室の患者さんに語ったことばだそうです。 話しは変わりますが、現在、私の母は入院しています。 そして、この方の生き様とは正反対の生き方をしています。 「ありがとう」を言うほどの余裕はなく、 周囲に文句と愚痴と泣き言を言い、周りを手こずらせています。 病院から困って、電話がかかってくることもあります。 そんな母に、この方のような生き方を教えてやりたい、 何とか悟ってもらって穏やかな生き方をさせたいと 娘の私は思うのですが… 80年以上も生きてきた生き方を変えることはできない、 母は母の生き方を全うするしかないのだなぁと思えたのでした。 1000人以上の死を見届けてきた大津さんの 印象に残った12人の患者さんの一人なので、 このような生き方ができる方の方のほうが少ないのでしょう。 できれば、死を迎えるとき、 周囲にも自分の人生にも、「ありがとうございました」 と言って逝きたいと私は思っています。 今から、そのようにできる生き方をしていかねばと思います。 |
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