■2012年11月22日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
散歩のたびに捨てられた空き缶を持ち帰っているのに、
空き缶は少しもなくならず、むしろ増えるばかりというときや、 子どもの喧嘩よりひどい野次の応酬と怒号が飛び交う国会を 見せつけられたときなど、毎日の生活の中で 「自分はなんと無力な人間なのだろう」 と思うことはしばしばあります。 そういう無力感に襲われたとき、空しさを感じて、 空き缶拾いはもうやめようと思ったり、 自分の一票の軽さに絶望したりするものです。 しかし、ここでやめてしまったら、 現状をよくする事はできません。 ゼロのままの状態が続くだけです。 たとえ微力であっても、それが広がれば、 大きな力になる可能性があるのです。 そういう意味で、頑張っている自分の力は無力ではない。 微力ではあるけれど、 その力は偉大なパワーの一滴になるのです。 あなたの日々の仕事、意味がないように思える ルーティンワークも、ただの繰り返しだと思えば 無力に感じるでしょう。 しかし、ルーティンワークも、あなたのスキルを磨く 積み重ねだと思えば、微力に変わります。
まゆの感想
無力ではなく、微力なだけ。
微力は広がれば大きな力になる! 仮に、缶が減らなくても、それをやり続けた自分がいて、 それは、自分の力となります。 そして、その姿を見た人が、同じように缶拾いをして その輪が広がっていく、そんなこともあるでしょう。 おそらく、日々の営みは、微力の積み重ねで、 でもそれは、決して無力ではないのです。 無力どころか、その微力は、積み重なって、 自分の力となり、自信となり、 いつか花を咲かせる土台になると思えます。 私たちは、決して無力ではないのです。 無力感に襲われるとき、打ちのめされたとき、 そうではないことを思い出して、前に進みましょう。 微力でも、いつか大きな力となります。 |
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