■2012年10月09日の「今日のことば」■
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「おかしいときには大いに笑え、
腹が立ったときには大いに怒れ。 悲しいときには大いに泣け」 そうせずに、無感動になったり、感情を抑えすぎたりすると、 ため込んでいたものがいつか爆発したり、 心身の病気になるということが数多く報告されています。 同様の考え方は漢方医学にもあります。 自分のなかにあるつらい、悲しい、悔しいという感情を認めずに、 現実をポジティブ思考で「すべていいこと」と受け止めようとして やせ我慢するのは、心身の健康に悪い影響を及ぼします。 好きな仕事であっても、休みをしっかりとるなど、 前向きに対するブレーキは欠かせません。 現状を、つらい感情も含めて素直に受け入れた後で、 その経験を前向きに活かしていこうとすることこそが 大事なのです。
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この本では、感情を無理に抑えつけず、
適度に心を解放することが大切だといっています。 おかしいとき、そのおかしさをかみ殺していませんか? 腹が立っても、黙ってその怒りを抑え込んで、 じっと我慢ばかりしていませんか? 悲しいときに、笑ったりしていませんか? このようなことをやっていると、自分では平気なつもりでも、 そのツケが、喘息、原因不明の痛み、胃潰瘍、不整脈、頭痛、 肩こり、不眠、アトピー、倦怠感といった身体の病気として 表れがちだそうです。 おかしい、腹が立つ、悲しいという感情は、 自分が自分として生きていくために必要な感情です。 その自分の感情を否定したり、嫌わないようにして、 うまく表現していけるといいですね。 この中で、腹が立ったときの怒りの感情を受け止め、 表現することが、私はまだうまくできません。 なかなかむずかしいと感じていますが、なんとか、 この感情とも、付き合っていきたいと思っています。 |
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