■2012年05月16日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
やみくもに上から「こうしろ」と指示されると、
「一方的にそう言われても…」となったり、 「どうしてそうしなければならないのか」と なったりします。 人はそのことが このような経緯によって決定されたのだ、 とわかると納得できます。 またそのプロセスに参加しますと、 理解ができると同時に、 自分もその決定にかかわっているのだと、 やる気もでてきます。
まゆの感想
人は、「事情や経緯などは知らなくていい」とばかりに、
決定までのことを全く話されず、 「こう決まりましたから、やってください」 「こう決めたから、やってね」 などと言われると、 「誰がどう決めたの?」「なんで?」「何のために?」 と、疑問を持ち、反発したくなります。 また、事情も経緯も知らなければ、その決定に対して、 まったく的外れのやり方をして成果を上げられなかったり、 ぶつぶつと言いながらやることになります。 けれども、例えば、 「こういう事情でこういう経緯で、こうすることに 決まったので、このようにやってください」 と、きちんと説明してもらえ、 さらに、それに対する話し合いができれば、 「じゃ、やるしかないね」と、納得でき、 すんなりとその事情にそったやり方でやることが出来ます。 さらに、自分がその決定までのプロセスに参加すると、 誰にいわれなくても、自分でその事情にあったやり方を考え、 自発的にしていくものです。 人にものを頼むとき、仕事をしてもらうとき、動かすときには、 面倒がらず説明をし、手間を惜しまず話し合い、 人をうまく巻き込みながらやっていくことが、 結局は大きな成果や結果につながっていくし、 それが早道だと思えます。 |
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