■2012年04月27日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
困ったときに、周りから手助けが受けられるかどうかは、
その人の周りに対する日頃の接し方で決まります。 日頃積極的に手助けをしている人は、周りから 手助けを受けられる可能性がそれだけ高くなります。 その反対に、何もしていない人は、自分が困ったときに どこからか救いの手が差し伸べられることはないと、 覚悟しておいたほうがいいでしょう。(略) 一の助けを受けたければ、それこそ相手が苦しいときには、 意識して三のことを与えるように行動するくらいが ちょうどいいのです。 世の中は、ギブが一でテイクが一というほど甘くはありません。 自分が受けられるテイクは、意識して三をギブし続けているうちに かろうじて一が得られるような、その程度のものなのです。 そのことを理解して行動しないと、 期待と現実のギャップに苦しめられるだけです。
まゆの感想
人は、一ギブすると、三のテイクをもらえるものだと、
少なくとも、一のテイクはもらえるはずだと、 どこかで期待し、そう思っていますが、実は、 三ギブして一テイクを受けられるかどうか、 なのだと畑村さんは言っています。 人はどうしても、自分のしたことを大きく見がちで、 人からしてもらったこと、人がしたことは小さく見がちです。 そして、自分は三ギブし、テイクが一だったなどと 文句を言いたくなります。 しかしおそらく、他の人もまたそう思っているのです。 自分の方が三してやっていると。 周りに、その人が困ったときに、不思議なほど、 助けの手が差し伸べられる人がいますが、その人は人知れず、 三のギブかそれ以上のギブをしているのでしょうね。 「私のことは、誰も助けてくれない」と思うなら、 こちらのギブが全然足りないのかもしれませんね。 ケチケチせずに、できるギブいっぱいしていきましょう。 そうすれば、何かあったとき、きっと誰かが 助けてくれるのではないでしょうか。 |
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