■2012年04月13日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「頭がいい」と言われる人やエリートの中には、
自分の説や考え方にこだわって、 少しも人の意見を聞こうとしない、 人を許そうとしない人がいます。 本当に頭がいい人というのは、 小さく固まって「自分だけが正しい」」としてしまう 思い上がった人をいうのでは無いはずです。 人を許せないのは、人間が小さく器が小さいからです。 この世の中、自分が正しい、相手が悪いと さばけるほど、単純ではありません。 世の中の善悪というのは、 自分にとって都合がいいか悪いかだけのことです。 立場を変えて相手の立場に立ってみると、 180度変わることもあります。 本当に頭がいい人とは、 相手の立場に立って考えることができる 心の豊かな持ち主をいうのだと思います。 本当に人を愛したり、尊重したりする気持ちがあれば、 人の意見にも耳を傾け、 「いろいろ心配してくれてありがとう。 私も考え直してみよう」と言えるはずです。 才能があっても、才能に愛がこもっていなければ、 人を生かすことはできません。
まゆの感想
仕事上の交渉ごとでも、議論でも、ケンカでも、
「相手の立場に立って、物事をみてみる」 という観点が必要で、この観点があるかどうかが、 うまくまとめるための大切なポイントだと言われています。 一方的な立場だけ主張しても、話は進まないからです。 また、この観点こそが、人の優しさでもあるといわれています。 現代に生きる私たちには、この 「相手の立場に立って、物事をみてみる」 ことが、欠如してきていると言われています。 相手の立場を想像することができなくなっているのです。 そこで、想像力をアップし、優しさを取り戻すために、 こんなことをしてみるといいそうです。 冷静なときに、(カッカとしているときはだめですよ) ◎「相手になったつもりで、相手の方から自分を見てみる」 相手からは、自分がどう見えているだろうか? 自分が言っていることが、どう聞こえるだろうか? ◎「相手の立場になりきってみる」 すると、どんなことを言うだろうか?言いたいだろうか? これは、キツいことですが、こうしてみると、 相手の言っていることが「なるほど」と思えてくることが多く、 無意味に反論したり、否定したりは出来なくなるのです。 相手の立場が、ちょっとはわかるのですね。 この、ちょっとでもわかるかわからないか、大きな違いで、 自分の視野も広がり、独りよがりも改善されてきます。 余裕があるとき、冷静なときに、楽しみながら、 「相手の立場になってみるゲーム」などしてみるといいですね。 すると、相手の不可思議な言い分や理不尽な言い分も、 ちょっとはわかるようになり、大きな気持ちになり、 優しさを取り戻せたり、許せたりするかもしれませんから。 |
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