■2012年03月09日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
職場の上司の
「あなたは、ほんとうにがんばって仕事をしてくれているよ。 まあちょっとやる気が先走って、そそっかしい失敗をすることは あるけれど、若いんだから、そのくらいの方が見込みがある」 という言葉から一部分をとらえて、 「どうせ私は、そそっかしい失敗ばかりする、 手を焼かされている部下ですよ、ふん」とひねくれる人がいる。 この人のやっかいなところは、マイナス部分、欠けている部分 だけに目が行き、人に自分にも文句をいうところだ。 どうせなら、「がんばって仕事をしてくれている」と 「見込がある」という、ほめ言葉だけとらえればよいのに、だ。 ひねくれた聞き方をやめれば、ひねくれた話し方も矯正できる。 自分にやさしい話の聞き方ができる人は、 人にもやさしい話し方ができる。
まゆの感想
みなさまは、自分のことを言われたとき、
マイナス部分だけを聞きがちなタイプですか? ほめ言葉部分だけを聞きがちなタイプですか? それとも、ちゃんと両方の言葉を聞けるタイプですか? 人には、聞きたいところだけを大きく聞いてしまう、 そんな癖があるそうです。 そして、どちらかに偏りがちだとか。 とくに自分のことについては、敏感になるので、 良くも悪くも自分が聞きたいように聞きがちだそうです。 自分のことについては、なかなか冷静にはなれないんですね。 (よくわかります) そしてまたマイナス部分ばかりを聞きがちな人は、 人にもマイナス部分ばかりを言いがちだとか。 マイナス部分が強調してみえてしまうのでしょうね。 自分が、マイナス部分だけを聞きがちタイプだと思うなら、 プラス部分を聞くように心がけてみるといいですね。 また、プラス部分ばかりを聞きがちなタイプなら、 少し痛いところにも耳を傾けることが必要なのでしょうね。 人の話を、偏らずバランスよく冷静に聞くということは、 なかなか大変ですが、そうできるといいですね。 そうすれば、バランスよい話し方もできるということですから。 |
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