■2012年02月21日の「今日のことば」■
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会社の10年先のことを考えるというセミナーを開いています。
ふだんは、各社の部長や幹部だけが一人で参加するのですが、 あるとき、幹部と部長が二人で参加した会社と、 同業の社長が二人ペアで参加した会社がありました。 そこで気づいたのは、ペアで自社の将来を考えた人たちの方が、 一人で考えた人たちより、格段に出来がよいということでした。 つまり、どんなに頭のいい人でも、自分の発想とか 自分のバイアスとか、自分の目の位置、視点の位置を、 変えようと思っても変えられないのです。 ところが、複数の人の立ち位置でものを見ると、視点も発想も 先入観も違うから、必然的に意見も違ってくる。 その衝突から、見えていないものが見えてくるのです。 複数で話すことは、ものが見えてくる大きなポイントになります。
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目が二つあるのは、複数の視点で見た方が、左右も幅広く見え、
奥行きや距離感などがよくつかね、立体的に見えるからだそうです。 また、一人で、うんうんと悩んだり考えたりしていると、 解決策が見つからず、堂々巡りになってしまうことがあります。 そんなとき、誰かに話をすると、 「こんな方法もあるんじゃない」 「あなたはそう考えるけど、私はこう思うわ」 「そんなふうに相手は考えてないんじゃない」 などと言ってくれて、それで、 ああ、そんな考え方も見方もあるのね、と視野が広がり、 楽になる、そんな経験は誰にでもあるのではないでしょうか。 一人で考えることは、もちろん大切だけれど、 必要があれば、勇気をだして、誰かに聞いてみる、質問してみる、 そして、その知恵も意見も受け入れてみる、 そんな複数の視点も必要なのではないでしょうか。 自分だけでは見えないものがきっと見えると思います。 自己完結型に傾きがちな私にとって、大事な教訓でもあります。 そうしていきたいと思います。 |
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