■2011年09月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
「自分の悲しみ、苦しみを
心から理解してくれる人が現れてくれて、 はじめて自分の本当の人生が始まる」 などと考えていては、一生、前に進むことができません。 「つらかったね」と、自分が自分を理解してあげれば、 それでよいのです。 自分の1番の理解者は、やはり自分しかいないのです。 他人が自分の人生を代わりに生きてくれるわけでは ないのですから。(略) 過去にいつまでもこだわり続け、 自分の人生をだいなしにするか。 これからの人生を自分でつくり出していくか。 どちらが得か、答えは明白です。
まゆの感想
誰かがこの辛い気持ち、やるせない気持ち、
苦しい気持ち、寂しい気持ちをわかってくれたら、 どんなに楽になるんだろう、 なぜ、この私の気持ちをわかってくれないのだろう、 などと、思うことはあります。 しかし、人に気持ちをわかってもらうのも、 わかってくれる人を見つけるのも、なかなかむずかしい。 仮に、そんな人がいたとしても、自分のなかには、 「自分のこのほんとうに辛い気持ちが、 そう簡単にわかってたまるもんか」 などという気持ちもあるので、素直に、 わかってもらったことを受け容れることができない、 そんなこともあります。 また、この人ならわかってくれると、その人に話した後で、 「ああ、でもやっぱりわかってもらえなかったなぁ」 などと、かえって落ち込むこともよくあります。 もしわかってもらえる人がいたら、それはその人が、 自分以上の苦しみや悲しみ、苦労があったと思って間違いなく、 そんな人を見つけ出すもの大変です。 自分の本当の気持ちまるごとは、どうしたって、 わかってはもらえない…それは自分だけのものだからです。 だから、まずは、 「つらかったね、がんばったね、よくやったね、 よくたえているね、本当にがんばっているね 泣いてもいいよ、大丈夫だよ、いつもありがとう」 と、自分の気持ちを自分でわかってあげて、認めてあげて、 そして、ねぎらってあげることが大事ではないかと思います。 自分は、本当に必死でがんばっているのですから、 人がどう言おうが思おうが、まずは、自分から自分で。 |
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