■2011年08月25日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
世の中というのは、欲しいものを「欲しい」と
いう人に対して、じつは意外なほど寛大です。(略) 素直に「欲しい」と伝えれば、相手は必ず、 何とかしてやろうと考えます。 それが、人間のごく当たり前の反応だからです。 あなたが「欲しい」と思うことは、 ほとんど手に入れることができるはずです。 もちろん、対価が生じることはあるでしょうが、 最初からできないと決められていることは、 この世に何ひとつ存在しません。 何かを手に入れたいと考えたら、 相手に素直に欲しいものを「欲しい」ものを、 「欲しい」と伝えることがとても重要です。 新約聖書のマタイによる福音書には、 有名な次の言葉があります。 求めよ、さらば与えられん 訊ねよ、さらば見出さん 叩けよ、さらば開かれん
まゆの感想
この本によると、「欲しい」ものを、
「欲しい」といえない人には、以下の共通点があると言います。 「それを表に出してしまうと、人からあきれられたり、 見くびられたりすると思っています。 相手に何かしてもらうことは恥ずかしいことだと、 子どものころからそう教えられ、相手に対して、 「欲しい」と伝えることに強烈な羞恥心をいだき、 自己規制をかけています」 残念ながら、このような人は、自分が本当に 「欲しい」と思っているものが手に入りにくいといいます。 なぜなら、「欲しい」ものが、相手に伝わらないからです。 相手に「欲しい」ものを察してもらうことを望んだり、 手に入れるなんて無理と最初からあきらめているから。 もちろん、自分の力だけで手に入れる人もいますが、 素直に「欲しい」を出していたら、時間をかけなくても、 手に入ったかもしれません。 「欲しい」と相手に表示するのは、なかなか勇気がいることで、 「そんなものが欲しいの?」「欲しいなら、自分で手に入れろ」 と、言われるようなリスクも確かにありますが、それでも、 それを聞いた相手は、手に入れる方法を教えてくれたり、 ある場所を教えてくれたり、何かと気にしてくれるはずです。 自分を振り返ってみても、誰かに何かを「欲しい」と言われると、 (しかも強く)何とかしてあげたいなと思います。 それを今すぐに、自分が何とかしてあげることができなくても。 もっともいつもいつも「あれ欲しい、これ欲しい」と言って、 自分で手に入れる努力をしない人に対しては別ですが。 「世の中というのは、欲しいものを「欲しい」と いう人に対して、じつは意外なほど寛大です」 私も全くそう思います。 勇気出して「欲しい」ものは、「欲しい」と表示してみましょう。 愛が欲しい?それも言ってみましょう。 福音書でも、教えてくれていますから。 |
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