■2011年07月19日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
《ジグザグの道》
私たちは険しい山を登った 山道は、なぜか真っ直ぐではなく ジグザグに折れ曲がっていた やがて、それは、 山の険しさをうまく和らげるためであることがわかった 真っ直ぐの道は、登山者の足にはつら過ぎる だから、よりなだらかな道を歩き続けることができる ジグザグというデザインが生まれた こういうことがしばしば起こる 私たちはなかなか気づかない… この道が誰かのやさしさゆえに紆余曲折に満ちていることを 曲がりくねったまわり道だからといって けっしてぶつぶつ文句を言ってはならない それは、神の意志なのである 私たちを安息の家へ導く、 険しい山の勾配を和らげてくれるための (作者不詳)
まゆの感想
この本では、
「私たちは、ジグザグの道を歩むことで救われている。 失敗は、決して道の行き止まりではない。 それは単なる曲がり角なのである。 困難は私たちをより善良な人間へと育てていくための 「道」である。 そして、必ず道は開けるものなのだ」 とも言っています。 ジグザグの道を歩いているとき、 「なんでこんなにうまくいかないんだろう、 もっとすんなりといけばいいのに…。 なんで、こんなに曲がりくねっているんだろう」 と思え、ダメだ、ツイてないと腐りがちです。 しかし、このジグザグは、上に登っていくために 必要なことをじっくりと教えてくれているというのです。 ジグザグ道に入ったと思ったら、上り坂に入ったのだと考え、 ゆっくりと着実に一歩一歩歩いていくことが大事なのでしょうね。 腐らず、道はある、開けると信じて。 |
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