■2011年06月21日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
チャレンジ精神旺盛で、苦労してでも、
未知のことに挑戦し続けたいタイプの人もいます。 こういう人たちでも時には疲れて、 「なんでこんな苦労ばっかり、自ら買って出ているんだろう」 と思うことがあるものですが、こういう時こそ、 ヘコんではいけないのです。 周囲にはそんな真似をしたくたってできない人がたくさんいて、 無償の何かに向って頑張れる姿を、うらやましいと思って いるはずですから。 あなたが未知の可能性に挑戦し続けている姿を見て、 自分も同じように思いを果たすために、何の保証もないことを やってみよう、と、勇気づけられる人がいるかもしれません。 大変な思いをしたとしても、自分で決めたことができる、 というのは、ある意味で順調なのです。 それに、その一生懸命な姿が、人々に勇気や インスピレーションを与えているのですから、それだけでも、 人間として生まれた大きな役割を果たしているのです。 特に誰かに感動を与えることもなく、とりあえず無難に生きていく、 という人生もありますが、無理難題を抱えていても、 一寸先がどうなるかわからない状態でも、精一杯手応えのある、 人生を生きるというのは、とても幸せで素敵だと思います。
まゆの感想
著者は、こうも言っています。
「何かを始めようとする時、それがうまくいくかいかないかを 見極めて、うまくいきそうなことだけをやっているのでは、 人生は開けてきませんし、出せる結果も限界ができてしまいます。 人間は成長できないと、欲求不満に陥るもので、 生活がどんなに安定していても、自分の中で、 自分の価値がどんどん下がってしまうのです」 生き方はそれぞれ違って、やりたいことに向う姿勢も違う。 リスクは避けたい人もいるし、未知の可能性にかけたい人も、 その中間当りの人もいる。 どの生き方を選ぶかは、それぞれの性格や環境、考え方によると 思うが、できれば自分にあった生き方を選択して生きたい。 そして、無難に生きるのでも、可能性に挑戦する生き方でも、 「こう生きることを私は選びました、この生き方していきたい」 と言えるようでありたいし、その生き方をしていきたい。 その途中で、 「あ~あ、やっぱりダメだったわぁ、失敗しちゃった~」 と思ったら、次にまた選び直してもいいし、 ダメなところを修正して再度挑戦する、そんな生き方もいい。 大変な道を選んでも、思いをしても、その生き方を選べる、 そして、その道を生きていけるということは幸せなことだから。 そうしてこそ、自分の人生だと思うから。 |
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