■2010年11月24日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
問題が生じたとき、
何をしなければいけないか、自分で気づいて(問題発見) 問題から逃げないで自分で考え、自分でなんとか やってみる(問題解決)。 私は「生きる力」とは、問題を発見する能力と、 それを解決する能力だと思います。 そういうことの経験を積み重ねていくと、 新しい事態や問題に直面したとき、 「必ずなんとかなる」 「時間がかかっても、きっとうまくいく」 という心構えができてきます。 その心構えが、「生きる力」となるのです。
まゆの感想
この本では、
「人間は生きているかぎり問題と直面する。 親が代わって問題解決してあげると、 子どもは考えようとしなくなる」 ということを言っていて、これは、子どもだけではなく、 部下の育成、誰かを育てるときにもあてはまるようです。 さらにこの本の中で「脳を育てる」の著者の高木貞敬さんの こんなことばも紹介されています。 「私たちの脳の働きをよくするには、難問題に直面したとき、 すぐに逃げないで、すこしでも自分の脳を使って考えてみる ことである。 それが小さい努力であっても、毎日毎日繰り返すことが 第一に重要なので、一回一回の努力が自分の脳に及ぼす効果は わずかかもしれないが、一ヶ月、半年、一年と 効果がたまっていくうちに、脳のニューロン連絡網の性能は、 いつのまにか格段とよくなっているだろう」 自分で問題を発見し、解決していく、 その体験が自信となり、生きる力となっていく。 それだけではなく、自分の脳も育てていく、 本当にそうだなぁと思います。 問題があったり、発見したら、逃げずに考え、 「生きる力」と脳を育てている、と思って立ち向かいましょう。 |
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