■2010年07月22日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
《お知らせ》
本日、紹介した本の中に出てくる会社の一社を 本日分の「ぼちぼち日記」で紹介しています。 よろしければ、読んでみてくださいね。 こちらから→「日本でいちばん大切にしたい会社」 景気は与えられるものではなく、創るものです。 お客様が喉から手が出るほどほしい商品を創り、 提案すればいいのです。 それを創り、売る会社の規模が大きかろうが小さかろうが、 あるいはその商品がハイテクだろうがローテクだろうが、 お客様には関係ありません。 この活動は、どんな業種にもどんな企業にも当てはまります。 私のまわりには、20年も30年も 増収増益を続けている会社がたくさんありますが、 それらの会社を見てつくづく思うのは、 やはり景気は与えられるものではなく、 自分の力で創るものだ、ということです。
まゆの感想
例えば、経営のうまくいっていない経営者に話を聞くと、
「景気が悪い」「政策が悪い」「規模が小さい」 「ロケーションが悪い」「いい人材に恵まれない」 「業種が悪い」外に問題がある、とたいてい言うそうです。 しかし、著者は、 「企業経営に関しての問題の99.9%は内、 つまり会社の内部にある」と言っており、 この内部のキーワードは「人財」で、 一に人財、二に人財、三も人財、で、この人財を、 大切にしない会社は、いい商品だって作れないし、 景気が悪いときにがんばれないから、景気に負けるのだとも。 さらに、企業には「5人に対する使命と責任」があり、 この5人を幸せにしてこそ、景気は創られていくということです。 1.社員とその家族を幸せにする 2.外注先、下請け企業の社員を幸せにする 3.顧客を幸せにする 4.地域社会を幸せにし、活性化させる 5.自然に生まれる株主の幸せ 私は、経営に携わったことがないので、 偉そうなことは言えませんが、 長く会社員をしてきた立場からの見方をすれば、 人材を「人財」として扱い、大切にしている会社は少ないし、 社員やその家族、取引先、外注先のことより、 「自社利益」がなにより大切、そのためならなんでもする、 という会社が多かったように思います。 そして、それを目の当たりにするたびに、 会社に対する忠誠心もモチベーションも 下がってきていたように感じてきました。 この本を読んで、日本にはまだ 「人財」や「5つの使命と責任」を大切にしている会社もあり、 その会社が元気で、がんばっていることを知り、 とても嬉しく、よかった~と思ったのでした。 |
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