■2010年07月01日の「今日のことば」■
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仏教で「和顔愛語」という言葉があります。
和やかな顔で、情を込めて語りかける。 これはお布施のひとつなのだそうです。 お布施とは、見返りを求めない善意のことです。 人付き合いにおいては、 この「和顔愛語」さえ心がけておけばよいでしょう。 これだけで充分、「他人を喜ばせる」ことになり、 ひいては「他人から愛される」ことになるのです。 「たったそれだけのことでよいのか」 と思われるかもしれませんが、つねにこれを心がけるのは、 相当むずかしく、強い精神力が要求させることです。 せっかくにこやかに話しかけても、 相手は不機嫌に応答してくるかもしれません。 しかし、それでもよいのです。 見返りを求めてはお布施になりません。 自分が、自尊心と誇りにかけて「和顔愛語」を実践したなら、 相手の反応がどうだろうと、たいして気にはならないはずです。
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「和顔愛語」は、ときどき、あるいは、機嫌のいいとき、
心が穏やかなときにには、比較的簡単にできるが、 いったん、心が乱れたり、何かあって不愉快なことが あったりすると、とてもできなくなるものである。 また、相手の反応が悪ければ、それだけで不愉快になり、 和やかな顔で、情を込めて語りかけるなどとてもできなくなる。 人は、つねに「和顔愛語」できるほど、 そこまで器が大きくはなく、お布施など… したくてもなかなかできないと思う… 少なくても、私はそうだなあ。 そして、ときとして「怖顔怒語」の方が簡単だったりもする。 その方が、周りの反応があったりして。 でも…仮に、自分の思うようにならなくても、 周りの反応が悪くても、不愉快なことがあっても、 怖い顔で、怒鳴り語などは使いたくないなあ、 やっぱり、和やかな顔で、情を込めて語りかける方が、 ずっといいなぁと思う。 そう思うのだから、心してそうしていこうと思う。 |
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