■2010年05月07日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
まったく制限のない、自分の思うがままの世界を
自由だと思い込んでいることこそが、不自由。 目の前にある不自由さえも自分で選んでいけるのが、自由。 だいたい制限というものは、 外からきているものだと思っているみたいだけれど、 制限というのは、いつも、その人の内側にある。 自分が自分に与えている制限を知っている状態、 そして、それをもう一度、自分で選び直している状態を、 自由っていうんだ。
まゆの感想
この本には、もう一度、自分で選び直していく自由の
こんな身近な事例が書かれています。 「お昼にラーメンしかないと思って、 毎日ラーメンを食べていた人に、メニューを見せる。 そこには、いろいろな食べ物がある。 で、やっぱりラーメンを食べる。 いままでは、ラーメンしかないと思っていたんだけれど、 今は、いろいろある中から、自分でラーメンを選んで食べている。 この自由がたまらなくいいんだ」 以前(若いとき)は、行動の自由に制限があって反発もし、 自由になりたい、などと考えたり悩んだりもしたけれど、 現在では、自分で行動する自由が比較的与えられていて、 それほど、自由について真剣に考えることはなくなった。 しかし…このごろは、心の自由がなくなってきているように思う。 誰かに何かを言われるから、これをしちゃいけない、 回りの空気にあわせなきゃ、恥をかかないためにしなくちゃ、 成功しなきゃ、幸せにならなきゃ、などなど、 自分の意志というより、回りを気にしてだったり、 誰かに何かを言われるのがイヤで…とか、 自分で自分の心に「こうでなければならない」と、 制限やしばりをもうけて、心の自由をなくしているように感じる。 仮にそんな状態にあっても、自分の中でもう一度考えて、 「私がこうしたいから、こうしている、 私は、自分の意志でこれを選んだ、これでいい」 と、言えるようでありたい。 それが、心の自由でもあるように思う。 |
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