■2010年05月06日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
二人の娘を持つ母親がいた。
娘はそれぞれ傘屋と下駄屋に嫁いで行った。 さて、母親は雨がふると下駄が売れないといって心配し、 晴れれば傘が売れないといって心配し、 心休まることがなかった。 ある人が見かねて、母親にこう言ったものである。 「おかあさん、晴れたら下駄が売れると喜び、 雨がふったら傘が売れると喜んだらどうでしょうか」 何事も肯定的に、ということである。
まゆの感想
今年の連休も、毎年恒例の山菜採りに出かけたのですが、
今年は、気温が低くて、山菜が十分に育っていませんでした。 山菜は、例年の1/3も採れない状態で、がっくりときたのですが、 しかし、がっくりときたと同時に、この採れない状態で、 気がついたことも喜びもありました。 今までは、この時期、桜は散っていて見ることが できなかったのですが、満開の桜を見ることができ感激しました。 本当に幻想的な美しい景色で、東京の桜とはまた違った 味わいがあったのです。 また、山菜のおいしさをじっくりと味わうことが出来、 山菜採りの楽しさをあらためて感じることができました。 (食べたとき見つけたときの喜びが、例年より何倍もありました) そして、寒いとじっとして育たなく、あたたかくなると、 ぐんぐんと伸びてくる植物の力強さも感じることができました。 そして、しみじみ…自然ってなんてすごいんだろう、思いました。 山菜は採れなかったけれども、いろいろなことにも気づき、 十分に実りある連休を楽しむことができました。 人間、見方ひとつだなぁと、思ったしだいです。 |
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