■2010年04月12日の「今日のことば」■
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「今日のことば」
明るさや気楽さ、心地よいことや楽しいこと、
確かに人生がそればかりだったらどんなに生きやすいだろうと、 つい私たちは考えてしまいます。 しかし、本当にそうなのでしょうか? 悩みもなく、苦労もない、不安もなければ、緊張もない。 そういう冗漫な人生を「幸福」というのでしょうか。 負け惜しみやあきらめではなく、苦も楽も、正も負も、陰も陽も、 ともにあってこそ豊かな人生といえるのだと、私は思っています。
まゆの感想
苦しさや辛さのさなかにいるときには、
「どうして自分ばかりが…こんな目にあうのか。 この苦しさがなかったら、どんなにいいんだろう」 と思い、自分がとても不幸に思える。 しかし、逆に、あまりに何もなく平和だと、今度は、 「刺激もなく、つまらない人生、 このままでいたらダメになる、何かしなくちゃ」 などと焦ってきて、心穏やかでなくなってくる。 人間には、苦も楽も、正も負も、陰も陽も、 ポジティブな考え方も、ネガティブな考え方も、 両方必要で、両方あってこそ自然で、そのバランスが うまくとれているのがいいのだろうと思う。 ただ、どちらかに偏り過ぎることが多々あって、 そのバランスも、自分の思うようにはいかず、 どっちかに、ひどく振れがちになる。 うまくバランスがとれるといいのになぁ…としみじみ思う。 |
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